オラ,高知さ行くだ その1   06.12.10

 四国の方々が参加されているMLにて「12/10に四国自動車博物館オープンミュ−ジアムにセブンオーナー何名かと行くので・・・」という情報を聞きつけた私は,即座に「なんと,オープンミュージアムとな。久しぶりに行ってみたいなあ。どなたか愛媛から参加の方いらっしゃいませんか?いたら乗せてってとお願いしたいですう>かわいくないけど。」とわめいてみました。しかし,仕事は年末進行の真っ只中。ちょっと風邪気味でもあるし,フェリーも丁度いい時間帯のがないし。やっぱおとなしく休日自主出勤して仕事を片づけようかなあと半分諦めかけていました。(前に訪れたオープンミュージアムの様子はこちら

別府は雨がしとしと降っていました

 そこへ松山のaonoさんから「シート確保できました。八幡浜までお迎えに行きますので、来られるようでしたらフェリーの時間等連絡してください。」という望外の有り難い連絡が。「こりゃ行かねばセヴン乗りの恥だ。」と全てを放り出して船上の人となりました。

ひろびろと寝ることができましたゴールデンホップと一番しぼりとエビスと・・

 どうということはない冬の最終便のフェリーの中は閑散としています。(私が乗った後からそれなりに増えたけど)24時間はステアリングを握る予定もないので,堂々とビールや馬刺しを広げて一人旅情を味わいます。23:55別府出航で2:30八幡浜着の予定ですが,歩きの客は朝5時まで船内で休憩(仮眠)できます。でも枕が替わると眠れないチキンの私はウトウトしただけで朝の4時頃には起きてしまいました。

お迎えありがとうございます

 aonoさんから八幡浜港へ着いたと携帯へ連絡が。わたわたと降りるといつものにこやかな笑顔で迎えてくださいました。朝早いのに。すると同じく愛媛のセヴン乗りのharimaoさんまでいらしてくださいました。仕事の関係で週末しか愛媛にいないそうですが,その貴重なお休みの朝を私などのために使ってくださるとは。もう感謝感激です。どっかのファミレスで早い朝食をということでセヴンのサイドシートに乗り込みました。

こんな朝早く,お迎えくださって。うるうる。

 しかし,予想以上にオレンジ号のサイドシートは大変です。「ヒータレスなので、覚悟しておいてください」とのお言葉をいただき,一週間前の寒さが思い出され,可能な限りの防寒装備をしてきました。思ったより暖かかったので,かなりの荷物をフェリーターミナルのコインロッカーに入れたのですが,それでも身動きがとれません。乗り降りやシートベルトを締めるのまで全介助いただく始末で腕や首がつりそうです(>_<)aonoさんやharimaoさんの力添えでなんとか長距離に耐えられる程度の収まり方をしました。す,すみませんですm(_ _)m

どっちに向かって走っているのかさっぱりわかりません雲が切れてきた。天気が回復してきてるぞ。

 まだ夜明け前のワインディングをaonoさんは快調に駆け抜けていきます。氏の腕前と運転マナーの素晴らしさは何度もご一緒して充分知っているので,安心して乗っていられます。だんだん明るくなっていく空。路面も少しずつ乾きはじめています。

これが「さざれ石」かあ雰囲気のある水車小屋ハネ付きのオレンジ号。中央に見えている白いものは。。

 雲の上の町、梼原町道の駅ゆすはらでトイレ休憩。そんなに寒くなさそうだしとヘルメットをはずします。aonoさんが用意してくれたインカムを試してみたくなったからです。

とってもクリアに会話ができます。こりゃ私も欲しい。山また山。谷間を延々と縫って走ります。

 装着してみてびっくり。とても楽に会話が楽しめます。こんなにセヴンでの会話が楽しかったとは。カミサンとのドライブ用に欲しくなりました。

標高1000mの山上に並ぶ20基の風車待望の朝日。今日はいい天気になりそう。

 山の上に風車がたくさんならんでいるのが目に入りました。以前来たときには全く気がつかなかったなあと思ったら,今年の春にできたんだそうです。

太平洋ぜよ須ノ浦いこいの広場にて

 横浪スカイラインに入りました。パーキングには我々以外誰もいません。まだ集合時間まではたっぷり余裕があるというのでのんびり写真を撮ったりなんぞしてくつろぎました。

標高120m付近から下松バエを望む

 横浪スカイラインは結構道が荒れていて,セヴンにはきつい道です。でもaonoさんの口元は笑いがこぼれています。

ゆっくりだけど楽しい映りを考えるとどうしても右コーナーになるんですよねもうすぐスカイランも終わります

 まだ時間が余っているので,桂浜に寄ってもらうことになりました。ほんと観光タクシー代わりにしちゃってスミマセンです(。、ヾ

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