以前より九州7MLで話の出ていた「馬刺しOFF」が熊本近郊で行われました。先日の納車&焼き肉OFFの際、愛媛より参加のnaoさんの強力なリクエストにより、具体化したものです。熊本在住の真島さんが準備万端整えてくれました。丁度前日、修理が完了した私も、北九州より急遽参加を決めました。
前日の夕方納車を受けた私ですが、宿をどこにするか悩みました。北九州には連れ合いの実家がありますが、あまり治安がよくないので心配だったのです。九州ML上で「よい宿がないか?」とわめいていたら、遊牧民さんが「我が家へどうぞ」と快くご招待してくださいました。いつもは諦めていたワインもいただくことができました。美味しいウズラのソテーに合わせたワインのコストパフォーマンスも高く大満足。ゆっくりと体を休めることができました。
翌朝早く、足車にて本日の焚きつけ役であるnaoさんが到着しました。前日の夜フェリーに乗り込み早朝小倉港に着いたそうです。四国組のエネルギーには毎回驚かされます。今回は、話題になっていた「ハネ」を参加者に披露すべく積んできています。
お店のテラスでモーニングコーヒーをいただきながら、しばらく談笑しました。遊牧民さんとも落ち着いて話をしていた途中、バラバラと雨が・・・・。当初10%だった降水確率も天気予報を見るたびに高くはなっていたのですが・・・・・。私の車はレーシングスクリーンのままなので、幌の用意がありません。激しい雨音に動揺する我々の心を励ますように、遊牧民さんがおいしい朝食を作ってくださいました。感謝、感謝です。
小降りになったのを機に覚悟を決め、出発しました。しか〜し、高速に乗りIC一区間も走らないうちにもの凄い豪雨です。すぐ前を行く車の姿が見えません。周りの車も50km/hまで減速しています。高い位置にストップランプをつけた車の後ろにつき、必死で走ります。こえ〜よ〜。ほんとに命の危険を感じます。ものの20分でサイドシートの床には水深1cmの池が出来てしまいました。すぐ後ろをnaoさんがサポートしてくれていたからこそ、無事PAに到着することができました。もし、彼がいなかったら・・・・
この雨はきっと自分と同じ目に遭わせようとする彼等の強いフォース(だーくさいど)の為せる技です。だって場所も福岡&熊本でしょ。晴れ男の私も地の利がなければ勝てません。
基山PAでは、わんわん稲葉さんが待っていてくれました。稲葉さんも前日に納車を受けることができたので、一緒に参加となりました。
私のセヴンからは、まるでエアコンのドレンよろしく、大量の水が流れ出てきます。タオルで何回も何回も床の水を吸い取ります。すぐ後方の空は真っ暗。雨も追いついてきました。購入したて&復活したての車談義もそこそこに慌てて南へ逃げることにしました。
久留米を過ぎると、どうやら雨の勢力圏内から脱出できたようです。セヴンに乗り始めて4年半、こんなに濡れたのは初めてです。
稲葉さんの走行シーンを撮影しながら走ります。(もちろん前後に車は全くいません。)自分が走っている姿を見ることは滅多にないですから。元画像がいりますか?>稲葉さん。
熊本ICを降りてしばらく、買い物をしようと停車したら一台のセヴンが爆音をたてて通り過ぎた後、Uターンしてきました。本日の幹事の真島さんです。お互い初対面の挨拶を交わしますが、すぐうち解けて話せるのがMLの良さでしょう。
「馬づくしOFF」その2へ続く