洗脳ぷちOFF 03.04.20

 新しく知り合った仲間と呑んでいるとき、ふとしたことから車の話になりました。なんとセヴンに興味があるとか。せっかく興味があるのならと、休日にセヴンを囲んでうだうだしようということになりました。

いつもの儀式です。横広に見えるのはなぜ??

 この日は、W氏が愛機のNikonを持ってきていました。画像およびコメントは全て氏からの提供です。

 クルマ好きな僕にとって、こんなに近所にケーターハム・スーパーセブン(コスワースBDR)を所有されてる人がいたなんて。FRスポーツカーの原点だろうスーパーセブン。セブンとっいっても、マツダのRX-7ではないのです。

【特徴】ドア無し、窓無し、屋根無し、パワステ無し、MT、2人乗り(決して快適じゃない)、車重600キログラム程度に1700ccのエンジン搭載、シートベルトは4点式、クルマ嫌いなひとにとっては最悪のクルマが、スーパーセブン。

 エンジン始動までにバッテリーやオイルに時間がいる「喜びの充電時間」のあと、エンジン爆発してます系サウンド。決して巷の走り屋あんちゃんの下品な排気音じゃなく、和太鼓を聞く時のようなお腹に響く音。4つのシリンダーが一緒に発音。

スキャナーで読んだのでいまいち色がくすんでいるような

 我が家のまわりでうだうだしていてもしかたないので、オープンロードへでかけました。上の写真は別府湾SA近くの一般道を走っているところです。

こんな写真自分じゃとれないですとってもリラックスモード

 速見大田ふれあいロードに入り、まずW氏を乗せ走り出しました。横からシャッターを向けられるとへんな感じがします。

メッキシェルにうつった空が碧い

 そして、別府のとなり日出IC近くの山道でいよいよ僕が運転。アクセルを数回蹴りながらイグニッションON。遊びがないショートストロークな5MT。時速40キロ位なのに、すごく風を感じるのです。めっちゃせまい車内だけど、屋根がないから開放的。これまで、BMW Z3、ポルシェボクスター、マツダロードスター、メルセデスSLK230、Honda S2000と、2シーターオープンカーを乗ったことあるけど(試乗ね。)、EDB付きABS(ブレーキ圧自動配分装置付きアンチロックブレーキ)もTCS(トラクションコントロール)もASC+T(BMWノトラクションコントロールと横滑り防止装置)も、PSC(ポルシェの総合的な制動システム)など、そんなハイテク満載のくるまは一体なんじゃ??と思える程、スーパーセブンは楽しい。パワステすらないんだけど。

 と、かなり危ない精神状況のようです。これはひょっとして「セヴン・シンドローム」に感染したのかもしれません。

ふえ〜、正直命が縮みました〜。無事に帰って来れてヨカッタ〜。

 もう一人ご一緒したS氏にも続いて体験試乗していただきました。上のカットは2kmほどのコースを往復して戻ってきたところです。かなり放心状態になっているようです。やはり人によって、このウィルスの感染状況は大きく変わるようです。

 この後、5/4のオートポリスにW氏は出かけることになります。果たして氏のvolvo V70購入計画に影響はあるのでしょうか?今後の成り行きが注目されます。