久しぶりにドライブ向きの道を探してきました。交通アクセスも最高。道も景色も最高。交通量は少なし。欠点は高速コーナーが多く、ついついスピードオーバーになりがちなところぐらいです。
仏の里・六郷満山として有名な国東半島の付け根に今回の道があります。(地図はこちら)高速道路のICを出て、ワインディングのみを走り、またICにもどってくるという何ともお手軽かつ贅沢なコースです。杵築ICと速見ICの間は時間にして10分くらいです。福岡・北九州からも十分日帰りコースですよ。道沿いには温泉もあり、有名な「熊野磨崖仏」や「真木大堂」、国宝の「富貴寺」なども近くに点在しています。
宇佐別府道路「速見IC」料金所を出て、左折、左折、高速の下をくぐってすぐまた左折、わずか数百mで今回のステージの入り口です。しばらく走って、T字路にさしかかったら、また左折です。標高540mから国道10号線杵築市山香の標高100mまで伸びやかな高原を一気に駆けくだります。
速見ICをでて数分で尾根上の「ポケットパークひじ」に着きます。無料の双眼鏡もおいてあり、景色を眺めるには最高です。眼下に別府・大分が一望できます。
このページの最初とすぐ上の写真は、途中の展望台(ポケットパーク山香)から撮ったものです。谷底を国道10号線が走っています。坂道を降りきったところに信号がありますが、ここは直進し、山香町役場の前を通り、国道10号線を横切ります。この先、道は国東半島の中央部分に向かって伸びています。展望台からの写真の奥にある稜線の手前まで行き、山の右手の方へと続いていきます。
国東半島部分に入ってからは、ややカーブがきつくなり、山が迫ってきます。
結構長い「鋸山トンネル」を抜ければ、一気に下りです。
杵築市の旧大田村役場前で県道「豊後高田安岐」線にでて右折後、道なりに走ってもう一度「波多方トンネル」で山を越え手前側にもどってきます。道の名前は県道「大田杵築」線と変わります。2つのトンネルとも1km以上はあります。が車がいないので、息苦しくありません。
波多方トンネルを抜けると、伊予灘が見えてきます。
海が見えると心なしか、気温も暖かくなってきたように感じます。大分空港道路の杵築ICが近くなってくると、このコース唯一の狭い区間となります。住宅地を抜けるので住民のお年寄りたちを驚かせないようにしてくださいね。それにしても、車がいません。今回はたまたま平日の午後に走る機会がありましたが、他の日でも似たような状況だと思われます。ただ、元気よく走る2輪の姿を何台か見かけましたので、安全マージンだけはしっかり確保しておく必要がありそうです。
もし、午後にこのルートを走られるのならば、速見IC側から山香町側に下る道順をお薦めします。理由は反対だと、せっかくのコースの正面に西陽が来て非常に走りづらくなるからです。