先週出した車検が終わったというので、引き取りに行ってきました。九州7ML仲間のシロウズさんも、この日COZYに来られるというので時間を合わせるべく、朝8時すぎのJRに飛び乗りました。
今回、キャブセッティングOFFの時に指摘されたキャブレター液面の調整をしてもらおうと思っていました。
預けて帰った次の日に恒元社長より「キャブのフロートニードルが摩耗していまして、走行中に油面変化があると判断しましたのでニードルバルブを交換します。」と連絡がありました。下の左下がそのはずしたNeedle valveです。右下はNeedle valve seatingです。
また、次の日にはオルタネーターのブラケットのひび割れが発見され、はずして溶接修理を行ったそうです。その他アクセルペダルの調整・加工、キャブやエアクリーナの清掃も行っていただきました。
オイルは画像にあるようにMOTUL300V COMPETITIONを入れていただきました。今までのオメガとの違いは・・・はっきり言ってわかりません(爆)さらに他にもちょこ細工をしていただきました。
などなど受け取りについて確認をしていると、シロウズさんもご到着です。ヴォグゾールのエンジンを載せ替えるべくドンガラ状態でした。ご自分の会社のトラックの荷台から手慣れた様子でセヴンをおろしています。
普通ならサイドシートのある場所からヨシムラのマフラーが出ています。この先からアフターファイヤーを吐いてコーナーにつっこんでいくと勇壮だろうなあ(もちろんウソ)
エンジンベイの周りにはブローしたときのLLCの痕がしっかり残っています。今度はどんなエンジン積むのでしょうか?フロントサスはお約束のアラゴスタ、カーボンフェンダーにカーボンブレーキダクト、4potのブレーキに加えローターにはスリットを追加しています。ええなあ。
ちょっと外出している社長が戻ってくる前にとラーメンを食べに行きました。ちょうどお昼時でおいしいお店は混み合うことが予想されたので遠出は避け、COZYの近所にある珍竜軒(昭和40年創業この道一筋・・だそうです)に行きました。我々が着いたときは店の中は満席でしたが、店内に入って待つことができました。メニューはラーメンと大盛りラーメンとおにぎりだけ。好みに応じてニンニクの量を加減してくれます。辛味噌を少しいれるとまた味が引き立つようです。汗びっしょりになって店の外に出るといつの間にか順番待ちの行列ができていました。タッチの差で間に合ってよかったっす。
例のAtomにはステンレス製のサイレンサーが取り付けられていました。やっぱ公道を走る以上こうでなきゃ。
Atomのそばには整備中のセヴンが。あまりにあちこち細かいところまできれいなので「新車か?」「でも新車はこんなにパネルがきれいじゃないぞ。」と噂していると「違いますよ。このオーナーは磨くのが好きなんですよ。完全手磨きです。」と社長の言葉。まさか!?信じられない。ここまできれいにしておこうと思ったら、膨大な時間を費やしてしまうのがはっきりわかります。磨きの過程を一度完全取材させていただきたいものです。社長、取材依頼をよろしくお願いしますm(_ _)m
今回初めて裏倉庫を覗かせていただきました。ぎっしりと詰め込まれたマシンたち。その中でもエラン(スプリント)とヨーロッパ(Sr2)がいかにもこの店らしいです。売り物なのか社長のコレクションなのかは聞きそびれました。でもシェブロンなんか見てるとロータスが普通の車に見えてくるから不思議です。
帰りは速見大田ふれあいロードで試走を行いました。各部の動きも軽快です。BDRのエンジンも「特にさしあたって心配な所はなく、OHの必要も当分なし」との事。またこれでしばらく安心して気持ちよく乗れそうです。早く暖かくならないかな。