かねてより私のHP上でお知らせしていたセヴン大集合が、今年も予定通り実施されました。ミーティングの様子はAUTO JUMBLEにも掲載予定です。
ミーティングの数日前から、異常気象で山は大雪。この時期に雪を見るなんて珍しいと地元の人もびっくりしています。前日に心配になり事務局のananさんと二人で現地を訪れてみると・・・雪・雪・雪。こりゃあ、朝、路面が凍結なんてこともありうるなあとびくびくしながら、当日の朝を迎えました。
朝、起きてみるとよく晴れ渡っています。思ったほど寒くはありません。それでも慎重を期して、山あいの一般道は使わず高速を使って集合場所をめざしました。
途中、水分峠で大阪より本日の目玉「FC−4」とともに来られたゴールド・オートの三隅社長一行と合流。集合場所の「三愛レストハウス駐車場」をめざします。この写真では普通の道ですが、前日ここを通ったときは木々に雪が積もっていたんですよ。
やまなみハイウェイの最高点、標高1330mの牧の戸峠にさしかかるとやっぱり路肩には雪がたっぷり残っています。頼むからカーブを曲がったらアイスバーンなんてやめてね。
昼食場所の飯田高原は晴れていたのですが、集合場所である峠の南側は一面雲に覆われています。少し風もあってたき火が恋しくなりました。しか〜し、受付担当の私が行かなければ始まらない。気合いを入れて現地に乗り込みました。
でも、もう既に何名かの方が先に到着されていました。(お待たせしてすみませんですう)
これが今回のために用意したチケットです。プリンタの調子が悪く、印刷に手間取って前日はほとんど寝ることができませんでした。大丈夫かオレ?
受付をしながら待つことしばし、FC−4とならぶ本日の目玉であるARIEL ATOMがCOZYの恒元社長とともに到着しました。すぐに人だかりができあがります。それにしてもシャシ剛性高そうだなあ。
以前、一度試乗しそこねてから、ずっとATOMには乗ってみたいと思ってきました。でも今回、私はスタッフ側ですから、参加者の皆さんを差し置いて乗るわけにもいかないし、ここは一つ涙をのんで諦めましょう・・・ぐすん。
一人で身もだえているうちに、どんどん参加車が集まってきました。予定ではセヴンだけで80台をこえるはずです。
天候も少しずつ回復してきました。あちこちで「ひさしぶり〜」なんて挨拶の声が聞こえます。
今回の大集合に備え、一年ぶりにセヴンを磨きました。私のセヴンを見た何人かの方から磨き方について質問を受け、けっこう嬉しくなりました。私が磨いた時の様子はこちらに載せています。でも、みんなの注目はとなりのATOMとFC-4です。準備も整ってFC-4の試乗会が始まりました。画面の左側では三隅社長が試乗コースについてスタッフと打ち合わせをしています。
今回のミーティングに向け、「是非FC-4に試乗したい」という熱い声をいくつもいただいていました。この試乗のために北九州から家族総出で来られたMさんもいらっしゃいました。「今日初めてセヴンというものに乗ったけど、FC-4って軽自動車とは思えない。いいですねえ。」という感想を聞かせていただきました。セヴンは今日が初めてと聞くと、せっかく遠路はるばる来ていただいたのにFC-4の試乗だけというのも申し訳なくて、私のセヴンの横にも乗ってもらいました。後ほど感想のメールをいただきましたので、許可をいただいて少し引用します。
本日は大変おつかれさまでした,凄い人数と台数で圧倒されました。FC−4にも試乗できましたし,なによりoceanさんのセブンに乗せていただいたのは大きな収穫でした!満足にお礼を言えなくてすいませんでした。実はあの時,脇をつっちゃって苦しんでました(^^; 今あの時の自分が絶叫しているビデオを見てます。エンジン音といい,タマリませんね。私にとってセブンは「凄そうな車」から「凄い車」に変わりました。 |
ATOMの方もエンジンに火が入れられました。試乗希望の人たちが列を作っています。ああ、乗れる人たちはいいなあ〜。
すると、恒元社長がすばらしい美声で私に声をかけてくださいました。「oceanさん。試乗コース教えてよ。隣にのって。」なんと嬉しいお言葉、思わずフッフッフと笑みがこぼれます。高いサイドシル(というのか?)をこえ、(正直に白状します。短い足が引っかかってミラーを少し蹴飛ばしました。ごめんなさい、社長。)シートに収まろうとしたその時、「ばきっ」とシートから音がしました。(びくびくっ!ワ、割れてないか?)恒元社長も素早くシートのあたりを目でチェックしています。が、どうにか無事で済んだようです。しかし、私のサイズにぴったりあわせたようなシートだなあ。もし壊していたら、この車と隣の私のセヴンをとりかえっこということでお願いします(爆)
走り出してすぐ気がついたことは、石はねがすごい(あたりまえか)タイヤがご覧のとおりの状態ということもあり、かなり飛んできます。こりゃヘルメットは必需品です。試乗後は上の写真のように寒風にさらされ涙が止まりませんでした。しかし、なによりセヴンと比べものにならないガッシリ感があります。相対的に足は柔らかく、長いサスペンションアームが細かく上下動するようすがよく見られます。セヴンと違って、全ての音が背中から響いてくるのも新鮮です。ただ、この日の試乗車はまだシェイクダウン状態で、各所のセッティングの煮詰めはこれからといった感じでした。そのため社長のドライブする横での体験同乗会になりました。「ちゃんとセットがでた状態で、皆さんにステアリングを握ってもらえるまでの、日にちのゆとりがあればよかったんだけど」と恒元社長も残念そうでした。九州でもATOMオーナーがもっと増えるといいですね。今度、お店の方へ伺うので、その時またお願いします。楽しみにしていますから。
この日、ATOMを体験した九州7ML仲間のインプレッションをいただきましたので、ご本人の許可を得て少し引用します。
アトム体験走行はすごかったです。最初、運転できないのかとがっかりしましたが、最後は助手席で良かったと痛感しました。体験走行1人目のoceanさんが乗り込んだとき、バキッって音が聞こえたのは気のせいでしょうか。(^^;; (フレイザー乗りの稲葉氏) |
今回の私的センセーショナルはなんと言っても ARIEL ATOM でした。あの剛性感!イタリーさんのインチキ1号に乗った後も自分の車の柔さに気づかされましたが...でも、今回の試乗後の考えてたのは、剛性感より丸見えの操作系より操舵感より「どうやったらヒーター付けれるだろう、この車」でしたが...(笑) 欲しい車の私的ランキング上位に登録されましたよ、ATOM君。 (セヴンでレースをされている高宮氏) |
駐車場のあちこちで語らいの輪ができています。なかなか見ることができない個性的なモディファイをしたセヴンも多く目にしました。お昼近くになり、そろそろ昼食会場へ移動するセヴンも出てきました。ちょうど紅葉シーズンということもあって、牧の戸峠の渋滞が心配されます。裏道をご紹介しましたが、皆さん無事にたどり着いていただけたでしょうか?
あとで伺うと牧の戸峠の混雑も心配したほどではなかったようでした。
道に迷った参加者がいないか等チェックしながら、最後に移動します。風もあまりなく絶好のコンディションになってきました。
今回のミーティングの様子はananさんのHP FattyさんのHP 銀玉@父さんのHPでも公開されています。そちらもご覧ください。