直前に迫ったやまなみミーティング’02のため、一年ぶりにボディのアルミを磨くことにしました。古い、見ため何の変哲もないセヴンですから、せめて光らせてあげたいとの親心ならぬオーナー心です。特に今回のミーティングはきら〜り教の教祖様が野暮用のため参加できないとの情報を得ていますので、弟子の一人として教祖様の教えを汚さぬようにせねばなりません。
主に使うのは「マザーズ」、「きら〜り」(中央の何も書いていない白ボトル)、「AURI」です。「ラフラップ」(3000番の耐水ペーパー)、「コンパウンド」はひどい汚れや傷に使用します。
まず、ウインドスクリーンを取り外します。写真のように片側にウエスを噛ませてからはずすとボディに傷をいれなくて済むようです。磨きの基本は下地作りだと思っています。洗車し、粘土でゴミを取り除きます。
不用意に磨くと塗装部分にも傷を入れてしまいます。そうすると塗面をコンパウンドで磨かざるをえなくなるので、あらかじめ養生しておきます。写真の養生テープはDIYセンターなどの塗装コーナーで簡単に手に入ります。本当はリジットラックをかけ、タイヤなどもはずした方が作業は結果的に楽ですが、今回は面倒くさいのでそのままやります。
上の3枚は磨く直前の状態です。いつの間にかすっかり曇ってしまっています。
上の写真では、白いシミができているのがわかります。これをコンパウンドを使って落とします。どうしても落ちないしつこい汚れや傷は、3000番の耐水ペーパーを使い、削りすぎないよう気をつけながら磨いた後、コンパウンドをかけます。
ここまでの下準備が終わったら、いよいよ本格的に磨きに入ります。使用する機械はランダムサンダーがよいという話を聞きますが、ランダムサンダーを買うお金のない私は、ずっと電動ドリルにウエスを巻いたスポンジをつけて磨いています。
使う研磨材は「マザーズ」です。バイク用品店などで売っています。ウエスは自転車に乗るときの裾巻き込み防止用のマジックテープでスポンジに固定しています。このとき心がけていることは一度に広く磨かないことです。だいたいB4用紙一枚くらいの広さにしておきます。
機械磨きした後、「キラーリ」で手磨きします。別にマザーズのままでもいいような気もしますが、ここはきら〜り教の教祖様の指示に従います。「ほんの少〜しつけるだけでいいんです。すぐ黒くなってきますが慌ててはいけません。そのままそのままじっくり磨きます。このとき(きら〜り、きら〜り)と呪文を唱えるのを怠ってはいけません。すると、ほ〜ら・・キラリンと。」
ということで、まだ磨いていないスカットル部分との違いがわかっていただけるでしょうか?この後が大事です。このままではすぐまた曇ってきてしまいます。そこでよく脱脂します。私はフレイザー九州さんにお薦めいただいたブレーキクリーナーを使っています。
脱脂したら間髪を入れずポリマーコーティングします。私は写真のように現在はAURIを使っていますが、何でもよいと思います。ここまでの作業を繰り返して、全体を磨いていきます。コーティングするとそれだけで少し曇った感じがしますが、仕上げの磨きを丁寧にするとよく光るようです。ふき取りのウエスはケチらずに使った方がよいようです。
ボンネットルーバーなどの機械で磨きにくいところは先に手磨きしておきます。その後機械磨きしたほうがきれいに仕上がるようです。
下が、仕上がりの写真です。最初の磨く前の写真と比べてみてください。
ここまでかかった時間は正味6時間です。先日COZYで聞いた話では、ミッションケースやキャブレターまでぴかぴかに光らせておくツワモノもいるそうです。明るい光の下で見るとまた違った印象になるかもしれません。やまなみミーティングで私のセヴンをご覧になった方、どう思われました?
(04.05.05加筆)
ゴールデン・ウィークにお出かけしようと、1年ぶりに磨くことにしました。今回はキラ〜リのみを使っての手磨きです。
元来ブキヨ〜なので、なかなかキレイに磨くことができません。以前よりどうしても磨いたあとのムラが気になっていました。
力の入れ具合や布の状態で、微妙に磨きムラが発生します。今回は、磨きの最後に手を大きく直線的に動かし、反射が均一になるようにしてみました。かかった時間は全部で5時間ほどでした。
結果はご覧の通りです。ボディにはあちこち飛び石などで傷が入っていますが、磨きムラは気にならないレベルまでなりました。でも磨きで疲れたのか次の日は熱を出し、楽しみにしていたオートポリスのレース観戦へは行けませんでした(爆)行くはずだったレースの様子はananさんのHPでどうぞ。
(09.05.04加筆)
先日,四国へ行った際に気がつきました。みなさん,ここぞとばかりに磨き上げて参加される中,全くなにもしていない私。よく考えてみれば,乗るばっかりでもう数年きちんと磨いた覚えがありません。洗車をしたのもいつだったっけ。これではいかんとGWの休みを利用して磨くことにしました。
まずは,フロントスクリーンを外します。使うのは安物のドリルドライバーとマザーズです。ランダムサンダーも持ってますが,ドリルドライバーの方が回転数が低いのと重量が軽いので愛用しています。この数年で,かなりパネル面に傷が増えたようです。本格的にやるならば,ペーパーで傷をならしてから磨くのですが,今回はパス。
一枚目が磨く前,二枚目が磨いたあとです。サイドパネルにも細かく深い傷が多く,鏡のようにはなかなかいきません。すまんのう。
サイドパネル,リヤパネルの磨きには「きら〜り」を使いました。リヤパネルを磨くためにはナンバープレートステーを外した方が効率的です。うにょ〜と磨いたところで一つアイディアが。今まで目にした磨き方についての意見では「きら〜りは拭き取りが大変。拭き取り用の布を多めに用意して。」とする人が多いようでしたし,私も他の人にそのように話してきました。ブレーキクリーナーを吹きかけてもよいのですが,「ここで洗えばきれいに落ちるのではないかい。」と思いやってみました。簡単です。なんでもっと早く気がつかなかったのかな。
洗った後はブロワで水切りしてからコーティングします。今回は「クレポリメイト」を使ってみました。仕上がり具合を今度明るいところでチェックしてみたいと思います。
(15.11.01加筆)
やまなみミーティング15に合わせて、ちょ〜久しぶりに磨きました。磨くのは上記(09年)以来なので、6年半ぶりになります。いやあ、自分でもビックリするくらいホッタラカシでしたね(汗)
これが手をつける前の状態。6年半放置状態です。 今回は、先日のSMP九州offでyanaさんがアピールしていた必殺の薬剤を、久保田の30周年記念酒と引換に入手したので、それを生かすべく入念に下地調整をします。
とりあえず洗います。 もちろんブルックランズなどは邪魔なだけなので、最初に外してから作業です。
スタンションを取り外すと、下から光る部分がでてきます。ここだけ劣化してないのね。
6年半の間には、それなりに傷が入ります。特にサイドパネルは飛び石の影響で撫でてみるとちょっとした下ろし金状態。さすがにマズイッス。
粘土でゴミをとって、傷のひどいところには2000・3000・5000・10000の順にペーパーをかけ、
ランダムサンダー>ドライバードリル>手磨きの順で磨いていきます。最後に脱脂して完了です。はぁ〜くたびれた。
もうちょっとでリヤパネルは終わり。
ボンネットはこれだけでもいいかも。
いろいろやってみて、こんなもんかなレベルになりました。細かい磨きムラを気にしだしたら、今でも整骨院の先生達が私が行くとお互いに私を押しつけあうのに、さらに肩こりがひどくなりそうなのでトライしません。
ボディだけでくたびれましたが、二日目はやっぱり気になってスタンション一式も磨くことにしました。
メッキパーツももちろん小さい錆が浮いています。
ブルックランズを取り外すと、前回磨いたままの光るアルミがでてきました。周囲を同じように光るまで磨きます。はぁ〜肩こった。
磨き終わって組み付けです。おっと、この日は愛知からセヴンで里帰り中の「佐伯ごまだし」さんが別府からフェリーに乗って帰られる日でした。慌ててフェリー乗り場に向かい、なんとか乗船前に合流することができました。
(23.12.31加筆)
来るSMP九州OFF in 鹿児島に向け,久しぶりに磨きます。先にスカットルを磨いたのですが,しばらくたって見るともうくすんでいます。やれやれ。
んで磨きなおしました。これで何とか。