フレイザー660 プロトタイプ試乗会その3    01.07.01

 参加者が増えてきたところで、エンジンフードが取り外され、一番気になるパワートレインを見ることができました。三隅社長は「あくまでプロトタイプで、これからもかなり変更が入ると思う。これが生産型やと思われたら困るから、HPには載せたらあかん」と言っていたのですが、無理矢理お願いして撮影しました。そんな訳で、モザイクがかかっています。ごめんなさい。

ごめんなさいまだ秘密Hな画像ではありません

 想像以上にエンジンはコンパクトです。これなら軽快なフロントの動きも充分なっとくです。JPEのエンジンなどはエンジンフード一杯いっぱいに補機類が押し込まれてますから。

リヤ足回り1リヤ足回り2

 足回りもきれいに仕上がっています。しなやかな乗り心地は4輪独立のためでしょうか。

フレイザー2000オーナーの井上氏のチェック筑紫野軍団の徹底したチェックはじまる

 九州7MLメンバーの試乗も始まりました。ケータ、バーキン、フレイザーの3つのメイクスに対して十分な経験をもつ清水氏の鋭い観察眼が容赦なく注がれます。以下は氏が7MLに流した感想の引用です。本人の許可をえましたので一部載せさせていただきました。

 インプレッションについては、腕の無い私があれこれ言えるはずもないのですが、とにかく全ての操作系が軽かったです。車重450Kg程度でターボ付き。とにかく出足が良かったです。(正式販売バージョンは420kg程度になるとか)足も4輪独立のせいか、私の旧型フレイザーよりかなり良い。(泣)今日乗ったのは、試作ベースだったので各部に荒さはありましたが、それでも、全体的なイメージは現行フレイザーとほとんど変わりませんでした。しかし当たり前かもですがトルクと排気音だけはちょっと苦しい部分でした。まだ試作ベースだったので詳細な値段は教えてもらえませんでしたが、諸経費込みで、200万円台を実現するとのことです。
 既にセヴンを購入している我々のような客層からは買い換えの対象になりにくいかもですが(ゴールドオートの社長自身も買い換え需要はあまり期待してないと言ってました)、一時のマルカツのように新たな客層を広げる可能性は大いに感じました。例えば、セヴンを購入したいけど、家族や周りの目が気になるという人には、維持費の面で家族を説得しやすいし、周りの目に対しては「軽」という言い訳が出来ます。(^^;;フレイザーのもともとの強みでもあった国産エンジンだし、維持費は本当にかからないでしょうね。
 また、AT仕様も考えているということから「女性」にも照準が当たるような気がします。(オープンスポーツカーだが軽のATという気軽さがある)
 それから、既にセヴンオーナーでサーキットをバリバリ走ってらっしゃる方の中に、街乗り用のセヴンをもう一台欲しいって思ってる方も居ると思いますが、そういう人へのセカンドセヴンという役割も果たせそうな気もします。

 以前VX-Rに乗っていたエラン乗りの木村氏は、セヴンに乗るのは一年ぶりと言いながら試乗に向かいました。またセヴンが欲しくなったら困ると今まで試乗を我慢してきた氏ですが、フレイザー660は気に入られたようでした。

ひっさしぶりだから、緊張するなあお、つながりは軽いぞ思ったより走るじゃない良いわ、これ。

 フレイザーMk-IにのるH氏も、気持ちよく走り出していきます。その後「軽」だからの気安さもあるのでしょうか。H氏の奥様まで試乗に出かけました。セヴンに理解のある奥様で幸せですね。>H氏。

どれどれ、乗り出しは軽快じゃん私用にかっちゃおうかな〜

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