ご自宅に伺ってみると、大きなシャッターの奥に基地があるようです。
左側はお仕事関係の工具がずらり。きちんと整頓されています。
まず目に入ったのがこれ。そうボンネット磨き用スペシャル台です。セヴンに装着したままなら、TOPの部分がへこんでしまうこと、サイドパネルと磨き方向が異なるので、干渉を避けることが主な作成理由だそうですが。。いやはや。私もあると便利と思ったことはありますが、実際に作ってあるのは初めて見ました。
「これもアイディアでしょ。」と見せてくれたねじ収納瓶。天板にキャップの方を固定してあります。
ホイールキャップを転用した自作時計や自作のコレクションケースなど。何でも手作りしてしまってます。
圧巻のマザーズ空き缶の山。全部手磨きしてきたんですねえ。
肝心のセヴンはというと、ガレージの中でカバーをかけられていました。しかも二枚重ね。純正のカバーがボディに傷を入れると、柔らかい布でインナーを作ったそうです。ちゃんと絞りまで入れて^^;
ここでオーナー長倉さんの姿も紹介します。「このコーナーが私のスペースなんです。」と照れながらも嬉しそうに話してくれます。贅沢だなあ。
いきなり開けたツールボックス。どの段もきれいに整理されています。最初はハーレーを買おうと思って、MACの工具一式をそろえたそうですが、奥様に後押しされ、セヴンにいっちゃったんだそう。
さまざまなツールやケミカルが並んでいます。
ところで気づかれました?キャビネットの仕上げの美しさ。オイルだけを数十回塗り重ねては磨き仕上げたそうです。どこまでも磨くのが好きなおじさんです。
ジャッキ台やツール台、鉄粉よけにシートをかぶせたトレイなど、小技も効いています。
自作の飾りもコリコリ。
ちゃんと溶接機もおいてありました。
電気工事も自ら。現役の井戸もあります。
んでセヴン。納車されてから半年以上たつのに、なんですか?このコンクールコンディションは。。
随所にこだわりが光ります。ホイールのセンターキャップはボンネットエンブレムを装着すべく、アルミから削りだした物。これ4個でもすごい金額です。
んでもって、ボンネットをかぶせたところ。全塗装したんだからそんなに磨かなくてもいいだろうと思うのは私だけ?
ラジエーターやホイール回りまで徹底的に磨き倒しています。
主な磨きツールは上の2つ。よくやるなあ。
と、あきれていたら、あまってるから持って帰っていいよとグリルを渡してくれました。以前、自分でも購入したことがあるのですが、サイズが合わなくて人にあげちゃいました。そのパーツより若干小ぶりな気がするので、私のセヴンにも使えるかもしれません。長倉さんの気が変わらないうちに、車のトランクにしまいこみました。
これがセヴンコーナーの全貌。床まできちんと処理されています。
もちろんこんな長倉さんですから、地元の雑誌にも以前紹介済みです。このガレージはまさに「男の城」。車を眺めながら飲む酒が一番美味しい。