今年は去年より随分桜が早いですね。去年は四月の半ばに行ったツーリングですが,新聞に花の記事が載っていたので出かけることにしました。
「日本一のコブシ」というキャッチフレーズに惹かれ,探し回ること少々。遠くからでも「あれじゃない!?」と見つけることができました。花は終わりかけで全体的に茶色が多くなっていましたが,その大きさは十分伝わってきました。
いつも夫婦でコブシと白モクレンの違いについて話題になり調べてみるのですが,またすぐに忘れます。考えようによっては話題が尽きなくてよいかも(爆)
コブシの後は枝垂れ桜を求めて耶馬溪へ移動です。途中の一目八景は春の装いに溢れていました。ここでは家族へのお土産にそばまんじゅうを入手です。
桜,コブシ,菜の花・・・まだ寒かったけどしっかり春ですね。
沢山の桜を愛でた後,いよいよ光円寺の枝垂れ桜にノーズを向けます。一目八景からは10分ちょっとでしょうか。
自家用車だとここから入りますが,バスならヘアピンがきついかも。帰途に枝垂れ桜目当ての観光バスから道を尋ねられました。結構知られてきているんですね(ていうか,バスで行けるかどうかツアーを組む前に下見くらいした方がいいと思います)
確かに見事な桜です。曇天だったのでよく分かりませんでしたが,バックが青空なら最高でしょうね。支えの鉄柱も心なしか,たわんでいるような(^^;;興味の湧いた方,来年のシーズンにはぜひどうぞ。
そばでは地元の老人会が茶店を出していました。甘茶はサービスです。なんということはない田舎のお寺に観光バスや一眼レフが並ぶ姿は観光地化されてなくて微笑ましく思えます。
その後,必然的に県道27号へ戻り,院内へと抜けます。すると気になるのが龍岩寺。重文の奥の院など幽玄の世界が誘います。駐車場に駐めるとすぐ横にアーチ橋があります。こんな立派な橋なのに,渡った先にあるのは一軒の農家だけ。これでコストはみあっていたのでしょうか。家族で作れたとは思えないし(^^;;昔のことながら心配になります。
ここを訪れるのは25年ぶり。こんな感じだったかなあと思いながら急な石段を登ります。途中の洞門とか絶壁に沿った木道とか,結構迫力あります。
お寺の前の民家にある桜も満開でした。春ですね。