秋深まりゆく中、とっても暖かな陽射しに恵まれました。ずいぶん久しぶりに連れ合いと紅葉狩りにでもと出かけることにしました。
速見大田ふれあいロードから県道31号線に入り、一路国東半島北部をめざします。
県道31号の杵築市大田付近は「そげえ飛ばさんぢ、ゆっくり走っちょくれ」などと交通安全を呼びかける地元手作りの標語がこれでもかとならんでいます。おもしろがっていちいち読んでいたら、センターラインをはみ出しそうになってしまいました(アホ)。
この県道31号線はとてもゆるやかなオープンロードで、路面も良好です。「ここだったら(水筒に詰めた)コーヒーを飲んでもこぼさないだろうね。」という私の声に、連れ合いがなみなみとコーヒーを注いだ途端、路面を横切る溝の段差でドシンときて、彼女はコーヒーを膝の上にぶちまけてしまいました。いやはやスマンスマン(^^;;
ご覧のとおり難路で知られていた国東半島中央部は、平成15年2月に大改修が終わり、とても走りやすくなっています。
あちこちの紅葉が赤く染まっています。九重と違い標高の低い国東半島は、今が紅葉の盛りです。豊後高田市に入り旧真玉町から旧香々地町に入ると、そこは夷谷(えびすだに)です。一路一景公園という名の展望所が作られているので、ここで仲良くお弁当を広げるつもりです。
ここは別名「夷耶馬(えびすやば)」といわれ、ご覧のように奇岩が立ち並んでいます。中でも正面の岩峰群の一部は「中山仙境」と呼ばれ修験の場として栄えたところだそうです。以前ここを訪れたのは20年以上前になります。こんな小さいながらも便利な公園ができているなんて最近まで知りませんでした。(ちゃんと清潔なトイレもあります)
ここでお弁当を広げていると、シート持参の家族連れがやってきたり、同じように弁当を持参したカップルなどが数組やってきたりしました。とってもよい所です。すぐ近くには夷谷温泉もあります。
いつものようにパノラマ写真を作成しました。フルサイズの画像はこちら(3600×1012 745KB)
一路一景公園を後に、少し谷を降りてみました。里の秋〜といった感じです。
ここには霊仙寺などの古刹が並んでいます。銀杏や紅葉がきれいです。
ここ霊仙寺の前からは中山仙境に登ることができます。駐車場には登山に来ている人たちの車がけっこうありました。
高所恐怖症の私は、頼まれたって登ったりしませんからね。特に無明橋は。。。
この後、国東町(来年3月からは国東市)に抜け、フレイザー九州にちょこっとお邪魔して戻りました。日が翳った時は肌寒さを感じましたが、楽しい思い出になりました。これでまた単独のお出かけを認めてもらえるかな(^^;;