仕事に追いまくられているうちに、世間一般ではとってもうららかな春となってきました。一年の仕事を片づけ、ではではと眠っていたセヴンをガレージから引っ張り出しました。
一番下の娘を乗せ、「くじゅうにソフトクリームでも食べに行くべ〜」と家を出発してから10分後、なんかガソリンのにおいがしてきました。「あれれ??またもや、燃料系のトラブルかいな??」と思っていると、娘も「なんかガソリンの臭いしない?」と言い出しました。確かめようと路肩に寄せました。後ろを振り返ると、なんとガソリンがだばだば漏れて、路面にたっぷりあとがついています。「ヤバイ!」と慌ててエンジンキーをOFFにしました。
下をのぞき込んでみると、大量にガソリンが漏れて、アームをぬらしています。キーをOFFにしたら漏れが止まったところをみると、燃料ポンプ回りが怪しいです。ちょっと調べてみるとすぐわかりました。燃料ポンプからエンジンにいくホースに、ジョイントのところで大穴があいています。さっき急な登りでエンジンが咳き込んだようになったのは、これが原因だったのですね。
見たところ、ホースを詰めて付け替えればとりあえず何とかなりそうですが、肝心のホースバンドがありません。最初からついているかしめるタイプのリングが再使用不可能なことは、以前ガソリンタンクをはずした時の経験で知っています。こんな時はじっとしていてもしかたありません。すぐさまフレイザー九州にSOSです。待つこと一時間、野田さんがハルトゲで颯爽と駆けつけてくれました。何より持つべきものは、携帯電話と素晴らしいSHOPです。(お世辞じゃありませんよ(^。^)しかし、8年間セヴンに乗ってきて、ぶつけた時以外のトラブルで立ち往生するのは今回が初めてです。娘と二人、自動販売機も何もないところでぽけ〜と道行く車やバイクを眺めているのは、トホホな気分でした。
前もって状況を説明できていたため、必要な部品をしっかり持ってきてくださいました。おかげですぐさま、作業に取りかかってもらえました。といってもホースを取り替えるだけといえば、それだけのことなんですが。
ほんとはガソリンタンクをおろすと作業が簡単なんでしょうが、路上ですので無理な姿勢での作業が強いられます。野田さんは嫌な顔ひとつせず、飄々とやっつけてしまいました。とりあえずこれで今日のところは大丈夫でしょう。しかし、燃料タンクから燃料フィルター、フィルターから燃料ポンプ、ポンプからエンジンの3本のホースのうち、これで2本取り替えたことになります。残り1本の寿命も当然限界なはずです。今度の休みにでも取り替えるべく、ホースを余分に分けてもらいました。
ホースの状態が心配なので遠出を諦め、塚原高原に向かいます。以前ご紹介したゆいまぁる亭に行ってみることにしました。
最初の写真の左手にあるエコーラインを抜け走ります。そろそろ野焼きのシーズン、枯草色の山が新緑になる前、一度真っ赤な炎と真っ黒な灰に覆われるのも間近です。
楽しみに訪れましたが、なんと近々湯布院に移転するということで、ほとんどのメニューがアウトでした。少し残念でしたが「オムライス」と「タコライス」をいただきました。食べ物の画像がないのは、おいしかったからです。「パパはいっつも食べるんに夢中になっち、じき撮り忘れるんち、みんな〜コラえちゃっちくり〜なあ」(娘の言葉)4月半ばの移転のあかつきには是非、お邪魔したいです。移転先の地図はこちら
ゆいまぁる亭でブルーシールアイスクリームを食べ損ねたので、近くの「どんぐり茶屋」でソフトクリームを娘に買ってやりました。優しいパパしてるなあ。
帰り道、行く手を見ていると黒い煙が立ちのぼっています。これはきっと野焼きが始まっているに違いないです。十文字原の自衛隊演習場まで行ってみると、やっぱりやってました。
この黒く焼けたあと、緑の新芽が芽吹きます。名物扇山の野焼きももうすぐでしょう。昨年の様子はこちら
道ばたにいろんな花が咲き誇っています。春です。