お腹がふくれてきた面々は、集まったメンバーと思い思いの交流を深めています。こういちろうさんは今回FRPパーツの専門家桑島さんとお会いできるのを楽しみにしてきたようです。桑島さんを捕まえて質問攻めにし、綿密かつ熱心にノートに記入しています。すっかり桑島さんの弟子と化していました。
外では最後に残った分をかたづけるべく炭火の回りで律儀な方々が奮闘されています。ご苦労様です。
やがてananさんのR500の回りにだんだん人が集まってきました。数々のチューニングを済ませ現在絶好調(ごく一部を除いて)のマシン。レースに勝つためのいろいろな工夫と醸し出す迫力が皆を引き寄せるのでしょうか。
まずはそのコクピットを守る頑丈なロールケージが話題となります。こういちろうさんの細い体はすんなりとコクピットに収まりました。私も過去このシートに座ってみたことがあります。しかし腰や肩が収まらず大笑いされたのでこの話題は面白くありません。案の定、「oceanさんの体は入らんのでなあ。」とananさんがにやにやしながら笑い物にしています。しかし私には目算がありました。私よりも重いananさんの体を支え続けたシートはきっとその重みに耐えかね変形しているはず。私の体も今となってはすんなり入るに違いないと。
この2枚が何よりの証拠です。易々とシートに収まる私。これから二度と私がシートに収まらないデブだなどと吹聴しないでくださいね>ananさん。(この写真は私の気持ちを察した手島さんがわざわざ送ってくださいました。感謝です)
ついにはR500の試乗会まで始まりました。しかし自分からステアリングを握ろうという猛者はなかなかいません。単純にすごいマシンだからというよりも、自分のセヴンより明らかにポテンシャルの高いマシンに乗ったときのショックを畏れているのかもしれません。
なかでも以前BMWのZ3に乗られていた森山さんは、R500に試乗するためわざわざ近くの自宅に帰って着替えてきました。
試乗したあとはいささかカルチャーショックを受けたようでした。ビッグバイクにも乗る氏ですが、R500の加速感はまた別物だったようです。
昼をすぎ、そろそろ帰り支度をする方も出始めました。遠方まで帰る坂井さんを初め幾田さん、こういちろうさんなどが出立されます。
私も博多まで帰る方々の道案内がてらお暇することにしました。野田さんとてもお世話になりました。九州近辺の方々、機会がありましたら是非フレイザー九州(TEL09786-4-8088)へどうぞ。
合計9台で出発です。ただ高速を帰ってもつまらないとワインディングを選んで湯布院まで走ることになりました。
初夏のカントリーロードは明るく、農作業帰りのご婦人ものんびりセヴンたちを眺めています。
突然目の前にダートが出現しました。一月ほど前に通った時は何事もなかったのに〜。みんなそろそろ走ります。
山香町から塚原高原に回りました。正面の由布岳はそろそろ雲に覆われてきています。こりゃ夕方からは雨かな?
缶コーヒーを飲みながら桑島さんのFRP談義に耳を傾けたあと、皆さんとはここでお別れしました。お疲れさまでした。また梅雨明けにイベントやりましょうね。