多田さん初体験OFF  02.09.08

 先週に引き続きまたまたセヴンでのお出かけとなりました。今回はYamさんを迎え2回目の早朝OFFとなります。前回走ることができなかったコースを走りたいと出かけました。

 朝6時前に目覚ましもなく起き(こんな時だけだけど)、歯ブラシをくわえていると「ブオン、ブオン」と家の前の道路で音がしました。「あやや、もうYamさんが来ちゃった。急がなきゃ。」と慌てて身支度を整えます。朝早くから起きているお隣の奥さんに「おはようございます。」と元気よく挨拶をして出発しました。

ムム、やまなみハイウェイは霧の中かもな、なんも見えん。

 雨の心配はなさそうですが、霧が凄くあんまり前が見えません。フロントスクリーンには雨でもないのに水滴がびっしりとついてポタポタとたれてきます。だいじょうぶかなあ。

近頃は磨く暇がなくってとこぼすキラ〜リフレイザーも到着です

 お約束の花鳥使に着きました。ありゃ、駐車場に砂が入っている。これなら以前より駐車しやすくなったぞ。こいつはうれしい。それから待つことしばらく、福岡からの参加組も到着しました。なんと今回初対面となる多田さんもいらっしゃってます。「セヴン欲しいよ〜」と長年言い続けている氏に、色々乗ってもらうことができそうです。

 みんなと朝のあいさつをしていると、「またoceanさん、一人だけケータやん。ほんと仲間はずれな人やなあ。あとみんなフレイザーやん。」と口の悪いあの人から、またまたからかわれました。まったく〜。今回の参加は合計6台です。

なんでこんなところにはりついてんだ

 お久しぶりに会うわんわんさんのフレイザーは磨き込まれてきれいです。「ん、なんだ?なんでこんな所に貼りついてんだ?」蛙が一匹リヤウインカーの上あたりに貼りついています。リヤウイング(フェンダー)の前部に蛙が貼りつくことは時折ありますが、こんな所にナゼ?たまたま止まっていたら走り出して降りられず、風で強制乾燥しちゃったのかなあ。

リクエストにお応えして〜

 YamさんはNEWマフラーで参加されています。フレイザー九州の野田さんの手によるワンオフです。(贅沢な話しだなあ)朝日の中で鈍く光っています。イタリースペシャルを使うオーナーの多い九州7MLに一石を投じるのか>野田スペシャル

やはり霧の中、見えない。

 交通量が増えてくる前にとスタートしました。目的地は前回行きそこなった阿蘇山上です。予想通りやまなみハイウェイは霧の中、安全なペースで走らざるをえません。

やっぱりまぶしいキラ〜リフレイザー幾田さん、おつかれさまです。

 阿蘇谷まで降りると霧もなくなり、朝日がまぶしくなってきました。「あと、2・30kmはだいじょうぶかな〜。」と心細いことを言っていたメンバーもしっかり給油して、準備万端整いました。と、津久見から参加の幾田さんが「昼から家庭サービスがあるので。」と一人だけR57を左折し帰られていきました。また次の機会を楽しみにしています。やっぱ家族は大切にしておかなきゃ。

晴れてよかったなあ〜もうススキが。秋がきてるんだなあ。

 阿蘇中岳山上を目指し、一路登っていきます。空も晴れ渡り、山の上の方ではススキの穂ももう風になびいています。山の上には秋がきてます。

ビデオ写りはどうかな〜

 今回Yamさんのセヴンにはビデオ撮影の準備がされ、レンズが後続車の方を向いています。そのことを計算に入れしっかりYamさんの後について走ることにしました。そのうちビデオが送られてきたらHPに載せることができるかもしれません。>Yamさんお待ちしてます。

阿蘇山上は火山ガスでくさかった

 中岳へのロープウェイ駅駐車場で、ボンネットをはずし違いをチェックしたりして情報交換が行われます。特に今回「BDRを見るのは初めて」という多田さんがいろんな個体について質問をオーナーたちにぶつけます。

フレイザーのケントは・・・ここんところがちょっとですね・・・

 花鳥使さんのFC-4には珍しい(なつかしい)シートベルトがついていました。愛と勇気のエンスー大河ロマンをTipoに執筆中の高名なT氏より譲っていただいたそうです。このベルトってコミックスの1巻第5話「エラン走る」に出ていたあれですか?

さすがむねピー大先生

 ここで帰宅する福岡組と分かれて、私たちは戻ることにしました。今回いろんなセヴンに同乗した多田さんが、帰宅後インプレッションを送ってくださいました。感謝して転記させていただきます。今回の経験がセヴン選びの参考になるといいですね。

FC-4のナビシートでポーズを決める多田さん

多田氏のセヴン助手席体験インプレッション(フレイザーケント、フレイザー4AG、フレイザーFC4、ケーターハムBDR-S)

 貴重な体験をありがとうございました。簡単ではありますが インプレさせて頂きたいと思います。
エンジン : 私自身の好みは DOHCの天井知らずに上っていく回転の音に狂喜する傾向にありそのような観点で書いています。
 ケント 一番おいしい回転は、3500〜5000ぐらいでは?と感じました。OHVであるためにアクセルに反応するという点では遅さを感じますが、ツーリング主体であれば問題があるようには感じません。さすがに長年残ってるエンジンだと思いました。
 BDR-S 初めて体験するBDR。どんなものなんだろうと緊張する瞬間でした。エンジンが掛かりまず思ったこと。「えっ ケントと同じだっ」あたり前のことではあるが、走りだしてより実感した。3500回転ぐらいまではケントエンジンと音やフィーリングも同じようである。しかし、加速するやいなや回転がケントの倍のスピードで上がっていく・・。4500回転を超えたあたりから別なエンジンが回りだしたかのように天井知らずの回転・加速がはじまる。。「なんだ・・・なんだああっ」コーナーが近づき、ヒルアンド・トウの瞬間の乾いた回転音と軽い回転上昇。「これが BDRかああっ・・・・・・・・」と思ってしまった。今まで私が体験したDOHCは回転限界に近づくと回転が鈍りパワーが落ちてくるものなんだけど、このBDRというエンジンは3500以下はケントエンジンと似てるけど、それ以上になった時、どこまで回るんだろう?? と思わせるピックアップであった。。。。。。
 4AG 言わずと知れた トヨタのエンジンである。このエンジンを搭載した 国産車にも乗ったことがあるので セブンに搭載することで どんなになるんだろうと楽しみであった。スタートすると なんのストレスも谷間もなく回転が上昇していく。この回転のリズムは自分が走っている時のリズムと一緒であった。「おおおっ。出だしからストレスなく回転が上昇していく。。。。ええっと今回転いくつだろう・・・・・・・6500・・・・・そんなに回ってるの・・・・・・」。BDRは下の方はピックアップは遅めな分、高回転のピックアップの良さとパワー感が極端に分かれていた。しかし4AGは下から6500まで、ほぼ変わり無く上昇していく。。排気量で100ccの差、パワーはBDRの方があるように感じる。しかしトータルのピックアップのいい4AGもいいなあっ。。。しかし、このパワー感は車重やギア比に寄る部分もあるのでなんともいえない。しかし回転のリズムは、私には4AGの方が合っていたように思いました。
 FC-4(F6A) 初めて体験するKエンジン搭載のセブン。ただ上りで前に乗用車がいたために全部の性能を確認するにはいたらなかったものの、低速走行時においても普通のKとかわらずエンジンに気を使うこともなく、気楽な気持ちでした。前が軽いせいか私が重いせいか、アンダーぎみの走りでしたが、これはセッティングで前より良くなってきたとのこと。いままでのスーパーな走りの後でのんびり景色を見ながら助手席を楽しませていただきました。
後輪のサスペンション形式
 フレイザー
 リジット
OFF会会場までフレイザーリジットに乗ってきたので、これが当たり前と思っていた部分ではあるが、ギャップでの跳ねがちょっとつらい部分は思っていました。コーナリングの時に大きくロールすることはないが、ぽぽん・・と跳ねていくような印象をもちました。古い国産車にもありましたが、限界は低いがコントロールしやすいのかなという印象を持ちました。しかしYamさんのリジットは、セッティングが合っているのか跳ねる印象はなく、どちらかというとドディオンに近い印象でした。
 ケータハム
 ドディオン
跳ねる印象は少なく、快適でした。コーナーでは粘る印象もないし、かといって跳ねるような感触もありませんでした。リジットは最初に跳ねる印象でしたが、ドディオンは限界に近づくと跳ねるのではないかと思われました。。
 FC4
 4輪独立懸架
車の性能を確認できるほど乗れたわけではありませんでしたが、コーナー侵入時よりかなり粘る印象でした。あんまり粘るんでかえって前輪のアンダーが印象的になったのかも知れません。。。車を操作する楽しみから考えると粘りすぎかも。という印象でした。
  結果として、私はクラシカルな外見でツーリングと山道を楽しめる車が好きなので、エンジンは4AGのような印象で、後輪のサスペンションはドディオンで、ノーマルスクリーン&スペアタイア付きの印象でした。そういった観点から考えるとoceanさんと選び方や乗り方は近い気がしました。まだまだ予備軍は続きそうですが、これからもよろしくお願いします。

草千里もきれいです(牛のうんこだらけだけど)まだまだ空は夏です波野高原を走る

 Yamさんに撮影してもらうため、花鳥使さんと前後を入れ替わりながら走ります。飯田高原の花鳥使に帰り着いたのが午前10時半ごろでした。開店前のテラスで一休みしていると、花鳥使さんが薫り高い紅茶とヨーグルトを出してくれました。美味しかったです。また来ますね。今度はエランで行きましょう。