温泉の道 その1  03.10.25

 先日のミーティング延期OFFの時に、四国の皆さんを鶴の湯にご案内したのをきっかけに、野天風呂に入りに行くことにしました。考えてみれば、別府の有名な野天風呂も、我が家からは数分の距離にあります。今更ながらですがレポートすることにしました。(地元に住んでいるとなかなか行かないもんです)

ヘビん湯の巻

 まず訪れたのは「ヘビん湯」です。ずいぶん久しぶりで、10年近くご無沙汰でした。しばらく見ないうちにすっかり様子が様変わりしているのでびっくりしました。これは上の方にある二つの湯のうちの下流側の湯です。

 「ヘビん湯」の横には、上のような一文がありました。なるほど、それですっかり変わってしまったんですね。以前の浴槽のところ(正確には二つあったうちの上の浴槽)は跡形もなくなっていましたもの。

 上が現在のヘビん湯の全景です。手前と、すぐ左奥(すのこがあるところ)に浴槽が二つ、右奥の脱衣所(一応(^^;;)の下と、その手前に二つ。左奥の岩に水が落ちているのは、冷たい川の水です。

 これが、一番奥の湯です。左側にある石垣は以前のまま。昔は脱衣所の下あたりに、もう一つあったと記憶しています。

 ヘビん湯からみた下流側の景色。ほんとに山の中です。すごい山奥ですが、男女を問わずたくさんの人が訪れているようです。私が着いた時も丁度、女性のグループが湯からあがって服を着ているときでした。

鍋山の湯の巻

 こちらも10年ぶりくらいに訪れます。ヘビん湯と鍋山の湯は割と近くにあります。ヘビん湯に入っただけで帰ろうと思っていましたが、「せっかくだから鍋山の湯も覗いてみよう。」と思い、足(正しくはスクーター)を向けました。

 鍋山の湯へは昔「ジムニーなら湯のそばまでいけるなあ」という道でしたが、土はすっかり流されて川と化し、こりゃオフロードバイクでも無理でしょ。という状態になっていました。従って車止めからは徒歩です。

 これがその道です。ただの川でしょ。

 鍋山の湯は実は50mほど離れて二つあります。これは上の方の湯。見事にどろ湯です。正面に見えるのは別府の象徴でもある扇山。春の野焼きは壮大です。(野焼きの画像はこちら

 どろ湯のすぐ近くには吹き上がる熱湯を利用したゆで釜(地獄蒸し釜!?)がありました。もちろん二枚目の画像のように噴気がそのままでている所もあります。

 こちらの奥に見える湯煙が、昔から有名な湯の方です。どろ湯はこの写真でいうと右手になります。二枚目の写真がその入口。奥に湯舟が見えているのがわかりますか?

昔の湯はもっと灰色で、いつ行っても熱かった思い出がありますが、今回行った際は湯加減はばっちり。湯も澄んでいました。一枚目は山裾側から、二枚目は入口側からの画像です。ここもやはり若いカップルが先客として入っていました。(^^;;

 鍋山の湯の帰り道にヘビん湯のあたりを撮影してみました。日も暮れて急激に暗くなってきたときでしたので、よくわからないとは思います(^^;;

 どの湯も(鶴の湯も含めて)、愛好者の方々がいつも手入れをしてくださっているおかげで、気持ちよく入れました。探して行く価値はあると思いますが、むやみに地図などは掲載したくありません。それでもという方は是非どうぞ。