暮れも押し迫った一日、我が家から車で1時間ほど離れたところにある、フレイザー3S改遣いの阿南さん宅にお邪魔しに行きました。阿南さんが作成中のホームページを見せていただいたり、私のセヴンのキャブ調整をしていただいたりしました。・・・キャブくらい早くあたれるようになれよ私。(爆)
フレイザーは専用ガレージの中にあります。このガレージの工具類が、フューエルインジェクションを自分で取り付けてしまう阿南さんのフレイザーライフを支えています。まさに実践派の理想のガレージライフです。
ガレージ奥には、ハーレーダビッドソンにモディファイを施していた頃から使っているというKTCのツールキャビネットに加え、MAC-TOOLのキャビネットがフレイザーのために加わったそうです。エアツールも目白押し。ここにある工具で対応できない作業の時には、行きつけのバイクショップにてほとんど全て作業するそうです。
これが問題のトヨタ3S改のエンジンです。少し前までついていたキャブの時でシャシダイ(馬力測定機)で218PSを記録していたというエンジンが、GEMS製のフューエルインジェクションのおかげで「今までのエンジンがかったるく思える」(本人談)ほどのパワーを手に入れたそうです。まだ取り付けしたばかりで細かいセッティングは今からとのこと。それもこれもサーキットで勝つため。なんて末おそろしい・・・・。
細かい仕上げはこれからとのことで、いろいろな配線がまだむき出しでした。肝心のブラックボックスは現在助手席の足下です。(でもシートはついていない。)
タイヤの太さがお判りでしょうか。ちょっとフェンダーからはみ出してるような気がして、近寄ってみましたが、見事に車幅一杯に収まっています。タイヤ表面もしっかり溶けていて熱い走りが伺えます。
フロントサスペンションはこの車の特徴的な部分です。ショックアブソーバーはインボードで、ロッカーアームを介しています。なんだかレーシングカーを見ているようです。いかにも「高級」・「高性能」といった雰囲気に溢れています。う、うらやましい。
お昼ご飯に加え、おみやげまでいただいて大感激でした。阿南さんありがとうございました。