SMP九州OFF18 18.09.15・16

 今年もSMP(Seven Meeting Place)の九州OFFが開催されました。昨年は宮崎開催でしたが,今年はくじゅう・阿蘇に戻っての開催です。阿蘇の噴火による火山灰で散々だった一昨年のリベンジといきたいところですが,やや天候が心配です。と思ったら当日福岡あたりは朝から土砂降りだそう。はてさてどうなることやら。

 当日,いつものようにフェリー組を迎えるため,7時に別府のメンバーと合流すべく準備している時に一報が入りました。四国メンバーのホワイトさんが臼杵ICで立ち往生しているそうです。よく状況が飲み込めないままでしたが,「軽トラのバッテリーがあれば大丈夫!」という言葉に飛びつきウチの軽トラのバッテリーを外し,高速に飛び乗りました。関西組のお迎えはyanaさんとEtoさんがいてくれるので安心です。とってもスムーズに到着してみると他の四国メンバーは高速に乗ってしまった関係で残れず,ホワイトさんが1人で待っておられました。せっかく持っていったバッテリーは端子が合わず使えません。相談の結果DIY店にバッテリーや予備の部品を買いに行き,何とか走り出すことに成功しました。

 遅れを取り戻すべく集合場所に二台で高速を直行します。が,別府ICを前に閃きました。使えないバッテリーを積んだまま走り回りたくないし,家に帰れば充電器もあります。ぎりぎり集合時間に間に合うと判断して,高速を降り自宅に向かいました。すると,とっくに行ったはずの皆さんが途中にいるではないですか。やはりもう一台トラブルが出て対応中だったそうです。結局大勢で集合場所に向かうことになりました。結果オーライ!?ここまでまだ雨には降られていません。

朝からバタバタしたものの何とか集合場所に到着,皆と再会を喜びあいます。しか〜し,ランチを終えると霧雨が降っています。待っていても回復のきざしはないと判断して宿に向かいます。

くじゅうを南側に回り込むとなんとか地面はドライ。みんなが風邪を引く前に宿に滑り込みました。「晴れていれば最高のコースだった。今度は天気の良いときにまた走ってみるばい。」とこういちろうさんが慰めてくれました。

早くから宿に入ったために,すぐ0次会がスタート,配慮したおかみさんが炭火焼き会場を提供してくださり,宴会前に大いに盛り上がりました。今年宴会用に私が用意させていただいたのはこれ。でも夜までいられないyanaさんが気の毒で,少し分けてさしあげたのですが,宿についた頃には「ペットボトルいっぱいいっぱい入れて帰ったとよ。」と皆に知れ渡ってました。

明けて早朝,朝錬組が動き出していました。大観峯に行くという皆さんをご案内して後,1人でベストシャッターポイントを目指して移動しました。しばらくするとセヴンが数台入ってくるではないですか。見ると地元組のこういちろうさんが,「皆は大観峯に行きたがるけど,ホントのベストポイントはこちらばい。」と私がいるスカイライン展望所に東海組を案内してこられたのでした。宿への帰途「こんなコースは我々の方にはないなあ。もっと走りたいよ。」というアキさんたちを案内して,下見がてらミルクロードを走ります。コーナーを回ったとたん,正面から朝陽が目を射ります。「な,なんも見えん〜。」とわめきながらシャッターをきりました。

宿に戻るとカセさんがなにやらゴソゴソ。聞くとアクセルワイヤーが破断したとか。同じBDRのよしみ(向こうはWillCoxだけど)。すぐさま予備のアクセルワイヤーをトランクから取り出しカセさんに使ってもらいました。

 さて,昼食場所のミーティング会場までどうやってご案内しようかと思案していると「oceanさん,何人か阿蘇のおみやげが欲しいいう人がいるばい。日田じゃ無理やけん三愛なんかどう?」と声をかけられました。ならばとコースを組み替え皆さんに出発時刻をブリーフィング。この変更が奇跡を生むことになるとはこの時思いもしません。

 この後,いつもの様に案内役を九州メンバーにお願いして出発しました。あれこれまさかのアクシデントはあったものの,なんとか無事に三愛レストハウスに到着。するといるはずのないナンバーをつけた盟友のセヴンが一台。

「な,なんで606さんいると!?」驚愕する私に「昨夜7時頃に愛知を出て走ってきたのよ。明日は仕事だからすぐトンボ帰りだけどね。」とけろっとした表情でおっしゃいます。奥さんも「お久しぶりです〜。」とにこやかな挨拶。「いやあ,oceanさんに行くよと連絡すると気を使わせちゃったら悪いから黙ってきたの。なんかセヴンが走ってくるなーと思ったら白いセヴンが入ってくるんだもの。まさか会えるとはね。鳥肌立っちゃった。」だって。この後往復30時間のセヴンドライブで帰宅されたそうです。606さんいつもながらスゴスギです。

 予定通りに「元気の駅」に到着。早めの昼食後に恒例のミーティングがはじまります。記念撮影にメンバー紹介。関東・東海・関西・中国・四国,もちろん九州も。フェリーで来たり,自走で来たり,皆さんけろっとしてるけど,逆にこっちから行くことを考えると,いつもながら皆さんのバイタリティには頭が下がります。

四国の色物コンビ(らしい)も元気いっぱい。

来年は宮崎開催。隊長の気合いが入ります。

いつもお約束の記念撮影。しかし路面はかなり熱いはず。

変なタイヤの溶け方をしたセヴンを見つけました。おかしいなあ。サーキットは走ってないんだけど。

解散してからはプチ観光。偶然日田で一緒になったSMP未参加の01乗りさんの助力を得て,かねてよりのredさんの希望を叶えるべく慈恩の滝に立ち寄ります。日田が暑かったからちょうどよく涼めます。最後はお気に入りのルートにもご案内して,「16時には港に着きたい。」という時間に2分遅れで港に着きました。

また,来年の再会を約束して皆さん船に入って行かれました。なんとか無事に終わってほっとした今年のQオフでした。