大分輸入車のつどい   07.02.04 

 BMWオーナーのやっさんから大分市美術館でランチoffをしないかとお誘いを受けました。もちろんセヴンで参加のつもりでしたが、前日が晴れていたので、「セヴン乗りに明日はない。との格言の通り天気のよいうちに」とCOZYに預けちゃいましたので、足車での参加となりました。

まるでクローン。323と325の2台

 集合場所に着いてみると、すでに323と206が着いて待っていてくださいました。ほのぼのとした雰囲気で挨拶を交わします。今回のメンバーとは初対面ですが、とても気さくな方々のようで人見知りがちな私としてはほっと胸をなでおろします。323はクォーツコーティングをされているそうで、とってもきれい。206も愛情かけてメンテされている様子が伝わってきます。

雨の日不使用の98年式F355こちらも雨天不使用83年型

 待つことしばし、静かな美術館のパーキングに爆音が近づいてきました。甲高いV8の音。姿を見せたのはとってもきれいなF355と美しく枯れた雰囲気のSLです。それもそのはず、所有歴20年のSLのオーナーさんは他にカレラ4Sも所有していて、このSLは天気のいい時しか乗らないそうです。距離もびっくりの低走行。いやあ羨ましいです。

爆音の正体はこのGT3走り込んでいるマシンだけがもつ凄みがあります

 最後に到着したのは996のGT3。タイヤはBSのRE55S。フロントは普通の減り方ですが、リヤタイヤはショルダー部まできっちり使い切ってます。シンプルな外観の中に、いかにも戦闘用という雰囲気が漂っています。

 しばらくF355とGT3を中心にした話が盛り上がった後、美術館のレストランで参加者の皆さんが薦める「グランメールチキン」をいただきました。車やその生活環境などは千差万別ですが、皆さんこよなくご自分の車を大切にしていらっしゃる気持ちが伝わってくるランチタイムでした。

きれいにしているなあこんな所にランプがあるなんて知りませんでした

 駐車場に戻ってからはF355が話題の中心となりました。雨天に走ったことがないというボディはとてもきれい。各部もシャキッとしていてやれた感じがほとんどしません。せっかくですからF355の音はこちら(wma 117KB)

傷が入らないように軍手をはさんでっとたぶん未使用の工具セットかなり足下はタイトですねバックの際は一瞬も気が抜けません

スケドーニのバッグに入った工具やベルトもバッチリ。さすがにくすぐります。この後の360モデナからはぼてっとしたスタイリングになりますが、F355は美しいです。しかしロードクリアランスが小さい。フロントオーバーハングも長く、すぐ擦ってしまいそう。後ろはといえばデフ関係が低く低く構えてます。この車が94年に登場したとき、モンテゼモロさんは「普段の買い物にもOKだよ〜。」とアナウンスされてましたが、スーパーなどでの駐車はやっぱり無理そうです(^^;;どうせ手がとどかないから心配するだけよけいなお世話ですが。

赤いボディを見慣れたあとは安らぐ〜

 そろそろお開きの時間です。赤いボディを見続けた後の目には、SLのしっとりしたホワイトが優しく映ります。素敵な時間をありがとうございました。しかし、ちゃんと名刺を用意しとくべきでした。名刺をくださった方、すみませんです。