紅葉狩り野郎二人旅  06.11.12

 盟友tetsuさんが,「今年の走り納めに,噂に聞く南阿蘇グリーンロードへ行っちみらんかえ。」というので,お供しました。

別府市南立石からの鶴見岳狭霧台を過ぎてすぐの由布岳

 前日の雨がウソのように晴れ渡り,ちょっぴり肌寒いけど最高のセヴン日和となりました。鶴見岳も由布岳も青い空の中ですっきり立ってます。

水量の減った山下の池午前の光はさすがに弱さを感じます車間距離をたっぷり取るのがtetsuさんの流儀です

 水分峠で落ち合い,一路やまなみハイウェイを南下します。九重の紅葉は先週がピークだったということでしたが,まだ一部に残っていました。

なんか神々しいぞ

 長者原にさしかかると三俣山が光の帯に包まれています。なんか神々しさを感じます。

雪でんがなよう晴れちょるなあ

 よくみると三俣山の山頂付近はすでに雪に覆われています。寒いはずじゃあ(^^;;牧ノ戸峠を越えると阿蘇五岳が悠然と横たわっていました。明るいなあ。

お気に入りの小柏農免

 小柏農免農道に入ると,車がいなくなりました。気持ちよく走っているとなぜかtetsuさんがついてきません。まあいいかと走り終わって待つことしばし。「んなあ。初めての道やし,ええ景色じゃのうっち,ゆっくり写真でも撮りながらと思いよったに,あっちゅう間に消えてしもうてからに〜。」と追いついてきたtetsuさんに指導を受けちゃいました。ごめんなさい。

久しぶりの滝室坂根子岳が眼前に迫ってきました。南郷谷側からの根子岳

 その後,道の駅「波野」で一息いれ,R57からR265に入り南郷谷をめざします。

鮮やか〜

 広域農道に入ってからは鮮やかな紅葉を所々で目にします。思わずセヴンを停めてシャッターを切りました。

南郷谷からの阿蘇五岳

 一足早い昼食をとることにしました。目の前には雄大な阿蘇の山並みが広がっています。拡大写真はこちら(5837×2212 713KB)

なのはな畑

 最初に訪れたのは「久木野庵」ですが,30分待ちと言われスゴスゴと退散します。次いで訪れたのが「なのはな畑」という素朴な感じの手打ち蕎麦のお店。ざるそばに湯豆腐がついて700円でした。個人的にツユはしっかり濃い方が好きなんですが,さらさらっといただきました。

途中の展望台にて景色がよいです地蔵峠へ向けてひたすら登ります雄大な景色が広がってます先の切り通しが頂上です

 お腹が落ち着いたら,いよいよグリーンロードへ踏み入れます。tetsuさんの評価は「ファームロードもいいけど,景色コミだとこっちがいいねえ。」ということでした。夏に東京から来られたゆ〜じさんもグリーンロードについて触れています。彼のコメントも是非一読を。(セヴン>2006/8/12)でも,熊本側に降りていく区間では先行するtetsuさんが巻き上げる小石攻撃にやられつづけ,たまらずヘルメットをかぶりました。結構痛いんですよ。

なんか圧倒されます。キャデラックばっかり3台+部品取り車もこれは喜ばれそうレストア済みパーツのヤマ

 帰りは阿蘇を一周する形でミルクロード経由で帰ることにしました。途中,前から気になっていたたくま@幸福号さんのお宅に押しかけました。氏はバーキンの他にハーレーと大量の自転車,さらに50年代のキャデラックを数台お持ちです。もうすぐレストアが終わるというピンクのキャデラックは結婚式への貸し出し予約がいっぱい入っているとか。さもありなん(^^;;しかし,すごい情熱です。氏の家の中にはレストア中のパーツがごっそり。すごいっす。レストア終わったらサイドシートでいいから試乗させてね。

ミルクロードをのんびりと

 大観峰近くまで戻ると,九重連山も優美な姿を見せています。ほんとにいい天気です。

右手一番高く見えるのが久住山

 今週末もむつごろ〜さんたちとこのコースを走る予定です。ご一緒する方いらっしゃいませんか?

すっかり色づいてありゃ,朝の雪は溶けちゃったみたい由布岳ももうすぐ冬支度鮮やか〜

 帰りはどうせ由布院で渋滞にかかるものと覚悟してゆっくり・のんびり帰ります。でもラッキー。全く渋滞に遭わずにすみました。

塚原高原の夕陽

 塚原高原まで戻ると既に夕方。ススキの穂が輝いています。

APUの前を海に向かって

 夕暮れの国東半島を望みながら,山を駆け下ります。雰囲気最高です。

 R10に出たところでお別れです。今日もいい一日でした。tetsuさんありがとう。今回はのんびり主体だったためか300km走って燃費は12km/Lでした。財布にも優しくてよかった(^.^)