またまた車検の時期になりました。しょうがないこととはいえ、真冬のこの時期にセヴンを動かすのは気が重くなります。寒いし道に融雪剤はあるし。たまたま天気のよい日があったので、速攻でCOZYに持ち込むことにしました。
この日はとても暖かく凍結の心配もなさそうで、ワインディングを楽しみながら北九州へ向かうことにしました。気持ちよく走ってCOZYに着くとすぐ雨が。。きわどいところでした。
ファクトリーの中にはセヴンやエリーゼに紛れて、見慣れない一台がありました。「oceanさん、これのエンジンの音って聞いてみたくない。かけ方教えてあげるから。」と恒元社長がにやにやしています。「え、聞かせてもらえるんなら是非・・・。」といいかける私に向かって奥の方からメカの方たちが手を横に振っています。とってもエンジンをかけるのが難しく、ヘマするとキックバックで骨折することもあるとか。ブルブル。挑戦しなくて正解です。
でもとっても雰囲気がよく、こんなマシンでとことこ走るのは気持ちよさそうですね。
2週間ほどたってから、セヴンの引き取りに向かいました。私が行くというので北九州の中村さんたちが「一緒にお昼でもしましょう。」と声をかけてくださいました。こんなつながりが嬉しいです。COZYの近所のお店でダベッていると、結構大分の話題で盛り上がったりしてすっかり楽しくなってしまいました。
お店の中には買い手を待つウズレー・ホーネットや、セヴンがあります。店の入口にはBDR・ZETEC・LotusTwincamなどが無造作に並んでいます。
ファクトリーではエリーゼがリフトに乗ってました。その手前には降ろされた2ZZエンジンが。ひょっとしてこれからフルチューンでも施すんでしょうか。めったにお目にかかれないエリーゼのエンジンベイを、この際とばかりしげしげと観察させてもらいます。
奥の方ではセヴンが裸になっています。R500用のアームなどを組み込んだスペシャルのようです。ここまでやれるオーナーは幸せですね。(とぶつぶつ言っていたら面識のある方のマシンでした。うらやましい。)
エランとアトムがふつ〜に並んでいるのもこのお店ならではです。久しぶりにどっぷり英国車を見て幸せな気持ちになりました。
肝心のセヴンはというと、ちょこっと部品を換えるだけで問題なく戻ってきました。今回行った整備はこちら。油脂類を全交換し、気になっていたところに手を入れて、また暫く安心して乗れそうです。高速の料金所から各ギアを引っ張ってスピードを載せてみましたが、気持ちよく加速してくれました。よしよし。