オレンジセヴン現る  01.11.20

 家の中でのんびりしていると、前の道路になにやら凄いやかましい音がしてから止まりました。「はて、聞いたことのない音だなあ。」と思いながら外に出てみると、見慣れないセヴンがありました。

なんじゃこりゃ

 すぐそばでニコニコしているのは山之内さんです。でも、彼のグリーンのセヴンはアクシデントで手元にないはず・・も・し・や・・

この嬉しそうな顔

「いやあ、結局修理できなくって代わりのセヴンをゲットしました。丁度店にいいのがあるよって社長が言うから・・・」といつもながら穏やかな話しぶりです。

ん、エンジンの色がおかしい

「へえ、良かったじゃないですか。VX−Rですね。希望だったサイクルフェンダーだし。」と和やかに話している私の前でボンネットが取り払われました。「ん、なんだこのヘッドの色?普通と違うぞ?」と思っていると、「あの、QEDって社長が言ってました。」「えっ!」「いや、そのQED。」「ええっー。」

見かけは普通のVX−Rなんだけど

 なんと235PSを発揮するエンジンを載せたスペシャルです。フレームも新品に交換してまもないという超掘り出し物です。こんなラッキーがあって良いのでしょうか。(反語表現)ウウッ、ね・ねたましい〜。

ぶっといホイール。これは似合わないぞ〜っとこのサイドパネルの美しさ見てくださいよ

 あちこちのパネルも新品で、暗闇の中でも凄みが伝わってきます。丁度家の前を通りかかった悪友も、わざわざUターンしてきてやってきました。「いやあ、何気なく通りがかりに見たら、見たことない色のヘッドしてたな。なんだい?これ」

ずっと乗れずに辛抱した甲斐がありましたね。

 妬み光線を全身に浴びながら、「今日、名義変更が終わったんですよ。まだ、パワーに振り回されっぱなしで」と謙遜めいた言葉が口からでます。夏以来ずっとセヴンに乗れなかった氏ですから、喜びもひとしおでしょう。今度試乗させてねとしっかり頼み込みました。もちろん広〜い場所限定で・・。

PS:しばらくたった土曜日の午後、山之内さんが「是非試乗してインプレッション聞かせてくださいよ。」とやって来ました。もちろん断るようなことはしません。「6千越えてからが結構凄いんですよ。僕もまだパワーについていけなくて。」との言葉を確かめるべく、アクセルを踏んでみました。納車後マグホイールにA048というSタイヤ(これがショルダーまで溶けまくり)に換装しているので安心して試乗できます。確かにBDRとは次元の違う加速でした。(制限速度内限定でしたよ>おまわりさん)安心してアクセルを深々と踏める方が公道では楽しいから、ケントが好きと言っていた山之内さん、もてあますようでしたら、渋々ながら私のセヴンと交換してあげますよ。