車検の時期がやってきました。ちょこちょこお願いすることもあったので、今回は北九州のCOZY(コージィ・インターナショナル 093-511-6010)にお願いすることにしました。厳冬期にセヴンを走らすのは融雪剤のことなど考えるとあまり考えたくありません。他にいい方法もないしなぁと諦めていましたが、セヴン仲間の阿南さんが「僕もCOZYに用事があるから」と、ご自分のトレーラーに載せて運んでくれることになりました。なんてラッキー。
oceanはただ見ているだけのうちに二人がかりで、てきぱきとセヴンがトレーラーで運べるようにセットされていきます。普段はFJをこのトレーラーに積んでオートポリスへ出かけていく阿南さんですから、作業も手慣れたものです。オールアルミ製のトレーラーはとても美しく作られています。
高速をひた走りに走って、北九州へ向かいます。予定通りならこのときoceanは鼻をすすりながら寒風に吹かれていたはず。でもストリームのリヤシートで楽チンです。何の苦労もなく、COZYに到着しました。阿南さん、ありがとうです。
阿南さんの今回の目的は、納車前の次期戦闘機の様子を見にいくことでした。ガレージには整備中のR500Rがオーナーを待っていました。エンジン単体でVXより40kgも軽いR500R。この「500」の数字の由来は1tあたりの馬力が500馬力にもなることからつけられたそうです。徹底した軽量化に限界とも思えるチューニングを施し「史上最強のケーターハム」の名をVX-REから奪い取ったマシンです。フェンダー(ウイングという)やノーズコーンはドライカーボン製。笑っちゃうほどの軽さです。Fサスペンションのアームは空気抵抗を考え翼断面形状に変更されています。雑誌などのテストにおいて、サーキットのちょい乗りでもとんでもないラップタイムを刻んでいます。
この部分が1795ccから230ps/8600rpmを絞り出す秘密のローラーバルブのインテークです。イギリスのミニスターパワーというエンジン工房がチューンしているそうです。
真新しいオーナーズファイルケースにいかにも軽そうなシート。でもヘルメットして乗るにはヘッドレストの形状が合わないのではないですか?何なら私のセヴンに取り付ける形でお預かりしてもかまいませんが。ねぇ阿南さん(爆)。
このR500Rについて詳しくご覧になりたいかたは、阿南さんのHPの方へどうぞ。