国東半島の付け根に、最近「昭和の町」として人気を集めている豊後高田市があります。足車で行ってみました。町の地図はこちら
見たところ、発展に取り残された田舎の町そのものです。なによりもそのままを企画化した人々のアイディアに感心しました。
小さな商店街の中にかわいい感じの駄菓子屋さんがあったり、
一店一宝と称してそのお店のお宝を展示したりと、結構楽しめます。暑い最中でしたから、喫茶店が出しているコーヒーソフトや、食べ物屋さんが出しているピーナツソフトなどが嬉しいです。
タクシー会社の展示品は「昭和思い出のクラシックタクシー」です。説明に書かれてありましたが、昭和9年製の幌つきシボレー7人乗りだそうです。何故か右ハンドルなのが面白いです。(でも大昔は右ハンドルが当たり前だったって知ってました?)今でも動くと書いてありましたが、頼んだらこの車がタクシーとして来てくれるのかは尋ねそびれました(^^;;
ただ古びた商店街が並んでいるだけかと思っていたら、立派な(!?)メイン施設がありました。すぐ側には大型バスも駐められる広い駐車場(なんと無料)もあります。とってもチープでよいです。この駄菓子屋の夢博物館は福岡で駄菓子屋をしていた館長さんのコレクションが5万点以上もならんでいるそうです。
昭和ロマン蔵の無料スペース部分に置かれていたミゼット。私もうんと小さい頃には見かけた記憶があります。
商店の前に駐められていたミニ・モークの上で昼寝していた黒猫くん。なんとも和みます。まだ行かれたことのない方いかがです。
せっかくここまで来たのだからと、昭和の町から国東半島の中心部へ向かって車を走らせ、川中不動にやってきました。
周囲は天念寺耶馬といわれる奇岩がならびます。下の写真には「嘘をつくものは谷底へ落ちる」という言い伝えのある無明の橋が写っています。渡ってみる勇気のある方いらっしゃいます?(私は渡りませんよ。高所恐怖症ですから。あっはっは(^○^)
この界隈は広域農道やふるさと林道の整備がすすみ、まっすぐな道が嫌いなセヴン乗りには最高のステージが、細切れながらいっぱいあります。今度紹介しますね。