Keyless Entry装着  04.12.18

 10年以上前に読んだNAVIに徳大寺有恒さんがメルセデスについて書いた一文がありました。その後二玄社から「ああ、人生グランド・ツーリング」という本になってでています。

ああ、人生グランド・ツーリング

 メルセデスって、そういうことは難しいけれど、普通のクルマとして、ベンツを意識しないで乗れたら、どんなに快適でしょう。190とかW124の260Eか300Eぐらいを、「俺はカムリ/ビスタを買ったんだ」って思いこむ。そしたらどんなにいいクルマでしょう。

 昔はとてもできなかったことですが、大古車になった今はそのよさを実感させてくれています。しかし、便利な今車と比べるとどうしても欲しい装備がないのも事実です。その最たるものが「キーレスエントリー」でした。

 ずっと探してしましたが、「コレだ!」と思えるものがなかなか見あたりませんでした。数日前TipoをめくっているとToFitの広告が目にとまりました。汎用品は特別価格になっていたので勇んでHPにアクセスしました。が、メルセデス用は専用品で割引対象外となっていました(*_*) しかしHP上にW124へ取り付けた経過が写真付きで紹介されていたので購入を決めました。佐川急便の代引きで26,670円でした。

ハザード点滅用のオプション品

 取り付けは自分で挑戦しようかとも思いましたが、電気からっきしな私はいつものフレイザー九州(TEL 0978-64-8088)へおとなしく頼むことにしました。

まずはシートをはずして

 取り付け作業写真を表示させたノートパソコンを横に置き、まずリヤシートの座面をはずします。手前黒いスポンジの中にドアロック用のエアポンプがあります。

スポンジから中のユニットをとりだします

 PCの写真と取付説明書を見比べ、指定された通りの色がつけられた配線を探します。

えっと、この色の線は・・・

エアポンプへの配線が終われば、アンサーバックのための配線作業を行います。

灰色の信号線を結線と

 ダイオードを取り付けた後、キーレスのカプラーと接続します。結線はターミナルを使い、専用の工具を使ってどんどん作業が進んでいきます。配線用の道具を持たない私は「やっぱり頼んでよかった。自分でやってたらトホホは間違いなかったなあ。」と胸をなで下ろします。

配線完了

 配線が完了しました。動作チェックを入念に行い、「よしバッチリ!」となってもとに戻します。取り付け後はかなり離れた所からでもスムーズにロック・アンロックができるようになりました。たまたまお店に居合わせた人たちが「国産の純正じゃこんなに遠くからは届かんなあ。さすがやなあ。」と感心していました。野田社長、いつもながらありがとうございますです。