毎度お馴染みフレイザー九州(TEL 0978-64-8088)へお邪魔した折、とてもきれいなケーターハムBDR−Sを見ました。
野田社長いわく、「これは売り物なんです。webで紹介してください(^_^)b」とのこと。
距離計を覗いてみてびっくり。2.3万kmしか走っていません。フロントアームの形状からみて、ドディオンU型のようです。となると'91くらいでしょうか。
その数字がウソでないことは、ピカピカのスイッチ類を見てもわかります。「完全車庫保管で、ほとんど乗らずにきたようです。スイッチが紫外線灼けしてないのを見てびっくりしたんですけど。メーターの距離は実走です。」と社長のコメントです。
足下マットも使い込んだ跡がなくきれいなもんです。最初のオーナーが紀和ものをおろして、あんまり乗らずに今のオーナーに売ったそうです。
アルミパネルは丁寧に磨かれよく光っています。シートは本革製。痛みもほとんど見られません。そうなると機関の程度が気になります。社長にお願いして試乗させてもらいました。
ミッションはノーマル。カチッとした節度ある手応えです。多少プラグがかぶり気味でしたが、プラグ清掃すると安定した回転がもどってきました。タコメーターはなぜか7000迄しか目盛がありません。ということはあんまりエンジンに負担をかけないようにしてきたということになります。
しっかり暖機した後は気持ちよく吹け上がるようになりました。どうやらこのエンジンはこれからが美味しい時期のようです。あちこちの細かいところを覗いてもサビなどはでていません。とにかく大切に扱われてきた箱入り娘のようです。